その後変わらず、電力の無供給におびえながらの生活が続いています。
前号に登場したサウジアラビア人の青年「Boy」はその後も盛んにやんちゃぶりを発揮してくれています。若い男の子というのはみんなこんな感じなのだろうか?と、ふと疑問に感じます。なんだか姑になった気分ですが、ここでは他に住む人々と色んなものを共有しなければいけません。キッチンが一人に一つあるなら、なにも文句言いません。彼のキッチンは同時に私のキッチンでもあるのです。洗濯機なども同様。つい先日、不動産屋が新しいお客さんをつれて来て、あまりの汚さにお客さん帰っちゃったという事件がありました。そしてつに怒り爆発し、徹底的に掃除して怒りのメモを数箇所に残して帰りました。ぜんぶThe Boyの仕業だけど。私関係ないよ。なんで怒られなくちゃいけないのさ。
Boy流の洗濯はというと、洗濯機をまわしたらもうすっかりそのこと忘れて遊びに行ってしまい、何週間も放置します。もちろんだんだんカビは生えてくるし、異臭を放ちます。私どもその他の住民達はというと、その場所をとっている臭い一塊をそこら辺にほん投げてから使います。そしてそのまま何週間も忘れてしまうようです。
料理が趣味のようで、盛んに調理をしているところをたびたび見かけます。そしてその使った調理器具、皿、フォークなどは2,3日シンクに放置。しばらくして洗っているみたいですが、洗っているのか、汚しているのかわかりません。ちっともきれいになんかなっていません。ですから、この家ではすべて使う前に確認して、もう一度洗いしなければいけないということになります。
ゴミの出し方もわからないようで、ゴミを適当にお手軽な袋に入れてそこら中に放置します。ついこの前までは、家の前の通りがゴミだらけでした。玄関の前もゴミだらけでした。リビングのゴミ箱の回りもゴミだらけでした。リサイクル専用のでっかいゴミ箱のようなもの(こちらでは「ビン」とよびます)になんでもいれてしまいます。この前はリサイクルビンに食べかけのポップコーンの巨大な箱が入れてあり、ポップコーンをいったいどうやってリサイクルするつもりなのか、それとも新機能を導入するように政府に対する挑戦なのか?
というのは、こちらのスーパーでは、募金箱に代わって募食箱があります。貧しい人たち、里親の無い犬猫たちなどにあげるように、余分に購入して、レジのすぐ横にある(これまた巨大)その募食箱ならぬ箱に入れるのです。それをボランティアの人たちが回収に来ます。
ゴミのついでに。こちらのゴミのシステムはさぞ進んでいるんだろうと思いきや、リサイクルを本格的に始めたのはたった4ヶ月前の話だそうです。だからBoyもご存知でないのかもしれない。ビンは3種類。埋めるやつ(赤いふた)、リサイクル用(黄色いふた)、オーガニック(緑のふた)。オーガニックは肥料になりそうな切り捨てた端っこの方のきゅうり、にんじん、ジャガイモの皮、キャベツの外の方の葉っぱ、卵の殻、落ち葉などです。この3種類の巨大なビンは家の外においておきます。下の方にローラーがついているので、それを転がしてゴミの日には玄関先の通りに出しておきます。そうすると、でっかい車がゴミをとりに来ます。日本みたいに人間の手をいちいちわずらわせず、非常に大胆な方法で、そのトラックの中へ入れていきます。というのは、そのトラックには伸縮自在な巨大な手のような物がついていて、それが伸びてビンをキャッチしてそのままさかさまにします。そして空になったのを元に戻す。その繰り返しで、人はただトラックの中に座って作動しているか確認すればいいだけです。何時に通りにビンを出しても怒られません。非常に楽ちんな方法です。
先々週に、中東の商品のみを扱うスーパーで働きましたが、2日でなぜかくびになりました。なぜ?中東のものなんてこれっぽっちも知らないけど、くびなんてひどいよ…
その後もずっと仕事探していましたが、なかなか見つからず、かれこれNZに到着してから2ヶ月がたちました。そしてやっと!!!
ついにやりました。日本食鉄板焼きレストランのウェイトレスです!日本食なのになぜか全員中国人で、何言っているのかわかりません。でもなかなか本場の日本に極めて近いものを提供しています。クライストチャーチにお越しの際はぜひおたちよりくださいませ。28のこの歳まで、未だウェイトレスという職には就いたことがありませんでした。こんなに難しいとは正直思いませんでした。それも英語だからさらに難しいのか??お客さんはほぼ全員白人です。そうだよね。だって日本人なら自分で作れるもんね。皆さんなれない箸を何とか使って食べています。この仕事もくびにならないと良いなと願うばかりです。
2009/08/19
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