あと1週間ほどで生まれ育ったこの国をあとにする。
最近このことについてずいぶん考えた。皆は「そうなんだ~じゃあ、お父さんとお母さんはさぞ寂しがるでしょうに…」この言葉ほどつらい言葉はない。だってそうなんだもん。そこで、なぜこのようになったのかを考える。そしていくつか私なりに答えが見つかった。
~私が日本にいられない理由~
・私が不得意とする部分の能力を日本は求めている。(協調性、忍耐、辛抱、和、石橋をたたいて渡らない、問題は先延ばしで目を向けない、事なかれ主義等)
・私が得意とする能力を持つ人は日本には必要ない(創造性、行動力、石橋をたたいて渡る、斬新なアイデアがもてる、社会的な問題を直視する、正義感、使命感、勇気等)
・私が考えていることを同じように考えている人がほとんどいない。なので話に盛り上がりがかける
・私が仮に考えを述べると、大体の人たちは頭のおかしいやつだと思うか、自分にはまったく関係のないことだと思っている。
・自分の半径1mだけハッピーであることしか考えていない。
・イギリス人と結婚してみて初めて日本における外国人に対する扱いがあまりにもずさんで差別的だということに気がついた。
・日本ではイギリス人の夫とは正式に完全には家族にいつまでたってもなれない。
・日本では外国人の子供たちには教育する義務がない。よってその教育されていない子供たちが成長してから将来大変なことになるというのは否めない。よって差別的に接した結果、自らの首を絞める結果となる。そしてますます外人差別が激化する。
などである。
しかしながらこの中に挙げた事柄のいくつかは大変理にかなっている。たとえば、私にはいまいちかけているという忍耐、和などは人間生きるうえでもっとも大事な事柄で、白人のような狩猟民族にはとうてい持ち得ない。ということに最近気がついた。それはたとえうちの大変温厚な夫からも見受けられる。あんなに温厚なのに、農耕民族のわれわれ日本人にはない狩猟民族的な発想には時々驚かさせられる。
昨日まで長崎に行っていた。日本にいる間に広島と長崎に行ってきた。世界でも唯一実際に原爆が投下されたのは他でもない今も先も日本だけであることを願わずにはいられない。しかも悪趣味なアメリカ人たちはその様子を写真やビデオなどに収めていた。たとえば、誰かを殺す前に、その人がどのように死んでいくのかを後でじっくり研究したいから殺す前、殺すとき、殺した後、写真をとり、その様子を通してビデオに収める。ということをしたのと同然だ。なんて恐ろしいことを!!それでもわれわれ日本人はアメリカにまるで憧れがあるかのごとく今まで接してきたし、原爆症と判断される人たちには日本の政府がお金を払う。日本が原爆を落としたわけじゃないのに。原爆症と認定された人に本来お金を払わないといけなかったのはアメリカだ!と私は思うけど、それもすべて戦争に負けたのだから仕方ない。でもそれももう60年も前のことになってしまった。なのにこの先もずっときっと日本はそれを続けていくんだ。これが狩猟民族の恐ろしさ。そして農耕民族の忍耐強さ。しかし忍耐強さもここまで来ると、お人よしも通り越してバカ??と思わずにはいられない。
私はただ外国に逃げるだけではないということを言っておきたかった。日本にいる主婦の話には誰も耳も傾けてくれない。ところが、諸外国から意見されるとそれがたとえただの主婦であっても耳を傾けてくれるのではないかと思う。ただ思い過ごしかもしれないけど。できれば、ある程度地位と名声がある人物になって諸外国の一員として日本を良くするために意見できる人間になりたい。これが、これからの私の夢だ。またとてつもなく大きい夢ができてしまった。夢はきっとあきらめなければ多少時間がかかってもかなうんじゃないかな~って信じている。
最近、私が猛烈な愛国心を抱いていることに気がついた。この上の部分でも述べたように、結局私一日本人としてわが祖国に役に立つ人間になりたいと願っているんだ。たぶん、そんな「愛国心」だなんてさっぱり何のこっちゃと思っている人が大半だと思う。でも、海外で暮らしてみると、なんだか妙に日本のことを第三者の目で分析してしまう。日本を愛するがゆえ、あまりにも猛烈にこうなってほしいのに、こうであってほしいのに、と日々残念に思うことばかりでつらい。日本を愛し(現在)、期待し(未来)、誇り(過去)っている。それは今も、過去も、未来も同じ。それなのに!それなのに!その我が愛の日本は私の想像を絶している!あまりにもひどすぎる!もうこれ以上近くに居られない!もうこの国には住んでいられない!という経緯である。普通の皆さんには頭のおかしい私の言うこの意味は伝わらないのではないかなと思うと、また悲しい。
では、ここらで私が感じた日本のすごいところをご紹介します。
・この恵まれた大地(真水、緑、山、海、太陽)
これが全部そろっていることを当たり前と思ってはいけない。世界各地色々見てきたけれど、これの中のどれがかけても生活はとてもきつい。たとえば、アフリカで飲めるような真水が入手困難なことを想像してみて。
・天災(地震、津波、火山の噴火、火事、大雨)
これはぜんぜんいいことではない。だけど、これがあるおかげで日本人のものすごい大事な心が作られたと私は思う。
・自然と共にいきる(今の話ではない。明治以前の日本の生活様式)
海外で生活していて、西洋の生活ぶりにはものすごい無駄があることに気がついた。日本人には当たり前になっていることでさえ、誰も知らないようだった。これらの事柄をこれから世界に伝達して、人間地球にいきる一生き物として、地球に調和して生ていく方法を提案していくというのが日本に課せられたとても大事な任務のように思う。
2009/06/12
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